[]12月2日 土曜 夕方6時半から 外郭環状道路建設について 邑上市長対話集会

 今週末、12月2日 土曜 夕方6時半から、吉祥寺南町コミセン地下ホールにて、武蔵野市の邑上市長が住民との対話集会を行なう。議題はもちろん、外郭環状道路建設計画について。ほぼ計画は国土交通省と東京都によってどしどし進められており、これを市長がどのように扱っていくか、注目される。

 

 現衆議院議員であり、前市長だった土屋正忠も多くこの問題について対話集会を行なっていたが、私個人が南町コミセンで彼が在任末期に行なった集会を聞いた印象からすると、建前としては大手を振って積極的賛成はいえないものの、石原都知事が視察した時に食い下がって猛反対しているかのごとくテレビカメラに撮影させていた(あの白々しく図々しい)様子とはまるで異なり、本気で計画の中止を目指しているとは到底思われない態度、答弁であった。実際、彼は国会議員になってからも外郭環状道路建設について見直しや中止のための活動などまるでしていない。



 扇元大臣時代に決定された、地下トンネルを掘りぬいての工事となると、この先、正式の計画決定から完成までに優に25年から30年はかかろう。焦眉の課題となった財政悪化の中、天文学的な建設費がかかり、多数の伏流水地域を貫通するため地下水の混乱も明白。主要な幹線道路の交通量も激増する。大気汚染は環状八号線付近に匹敵するものとなろう。ちなみに私の考えは建設に強く反対である。