[]ウルスラ会修道院

5be6f295.JPG 吉祥寺駅の北口から北西循環線のムーバスに乗っていくと、ぐるっと一回りしてから最後に吉祥寺駅へ向かって西から東へ、東急百貨店脇に到着するまっすぐ伸びる道を走ってくる道路がある。成蹊大学の学生らが通学路にも使っている一方通行の道であるが、この道に面してカトリックウルスラ会の東京修道会がある。ちょうど成蹊大の正門からまっすぐ南へ伸びる道を歩き、東の駅方向へ曲がる四つ角のところにある。



 一見すると単なるワンルーム、学生専用のアパートのようにも見えるがこれが修道院である。北へ歩いて2,3分でナミュールノートルダム東京修道院がある。ノートルダム修道院は広くてきれいな芝生があり、高いケヤキの木なども聳え立つ立派な建物であるが、こちら、ウルスラ会はたいへんに質素なつくり。そのせいか、中にいらっしゃる修道女たちも非常に庶民的、素朴で気取るところがない。ウルスラ会といえば、宮崎駿監督、「魔女の宅急便」の中にも森の中に佇む修道院として描かれたことがあった。



 正式な名は、「聖心のウルスラ宣教女修道会」といい、女性しか所属しない。イタリア、ローマで創立された。1575年のこと。創立者はマッダレーナ・モリナリ。日本の本部は福岡市にある。



 聖心ウルスラ幼稚園を経営しており、また、その卒園生向きに白ゆり会という日曜学校も行っている。



 http://www17.ocn.ne.jp/~omsc/