[]精肉店「サトウ」

 吉祥寺駅北口、ハモニカ横町の最も北に位置する角地、ダイヤ街チェリーナードに面した十字路のところ、吉祥寺有数の人通りが多い場所に営業しているのが牛肉の専門店、「肉のサトウ」。いつもここの松阪牛を用いたメンチカツを買うためにずらりと北へ向かって行列ができている。10年ほど前に雑誌、Hanakoなどで紹介されたのがきっかけになり、テレビやその他の雑誌にも取り上げられ、それまではさしたる人気商品でもなかったメンチカツが行列の対象になっていった。



 こちらは北区赤羽の食肉卸・小売業「サトウ食品」(佐藤健一社長、57歳)が経営している。こちらの社は、慢性的な人手不足に頭を痛めていたのか、平成17年10月以降、外国人の不法就労でさせていたということでこれまでに警視庁に3回摘発されている。



 今回、再び彼を含む同社の二人が不法滞在の外国人雇用の疑いで、警視庁組織犯罪対策1課に出入国管理法違反(不法就労助長)の疑いで逮捕された。平成17年11月頃から今年6月までに、不法滞在の中国人4人を雇用、販売店や工場作業員として働かせていたとされる。本人らは現段階では「パスポートを確認して採用していた」と容疑を否認中。