[]むさしの自然観察園

28f11d57.JPG 吉祥寺北町の3丁目、4丁目、5丁目には屋敷森を備えた農家が多くあって、ほんの20年ほど前までは畑地の後ろに鬱蒼とした樹木に埋まった農家がいくつもあったものであるが、10年ほど前から目に見えてそれらが遺産相続の時代に突入、切り売りの宅地に変貌している。



 この身近な自然の回復を行う市内の拠点として、自然に関心のある人が自然環境について学ぶ場として設立されたのが、むさしの自然観察園である。2005年7月にオープン。



 武蔵野市吉祥寺北町3−13

 交通:

 ムーバス 吉祥寺北西循環 ポケット広場 歩1分

 電話 0422−55−7109  



 敷地内の施設見学  火・水・木・土・日(13時〜17時)

 管理日       月〜日(10時〜18時) 電話で対応



 植物の他、昆虫類や水生生物を飼育、日本のカブトムシやクワガタだけでは夏場のみの提供になるということでコーカサスオオカブトなど外来種も持ち込んでいる。



 かなりちゃちであるが敷地内に池がある。水生植物やわずかだが水生生物などがみられる。大きな網で囲った植物棟があり、中には密に植物が植えられチョウ、トンボなどを育成する。ホタルの飼育も挑戦しているが、うまくいっていない。



 だが、水生植物については井の頭公園の水生生物館の方が遙かに優れているのでそちらをお勧めする。こちらは植物をのんびり眺めてゆっくり過ごすには良いところである。ほとんど人が入っていないのでしーんと静かに過ごせる。