[]居酒屋 美舟

5752d1d2.JPG 吉祥寺北口のハモニカ横町。どやどやした雰囲気で、細い路地が入り組んでいる。その入り組んだ路地に間口が狭い居酒屋がある。「美舟」という。創業年数37年という店で、単価が安いため学生や若い人に人気がある。店は2F建てで1Fはカウンターがあり、2Fはぼろっとした畳に折りたたみ式ちゃぶ台が並ぶ。最も奥の右手一角は照明の蛍光灯が暗すぎて不気味な雰囲気すら醸し出す。2階の畳敷きの部屋にぱんぱんに詰め込むと50人弱の宴会も可能らしい。よく床が抜けないものだと思う。

 

 このような店だが、11時から営業している。ここは私の高校時代のサッカー部の1学年上の人たちが行きつけにしている店で先日彼らに連れられて入ったが、昭和中期の店にそのまま戻ったかと思わされた。彼らのうち、がさごんと呼ばれる人物がかつてこの店でわいわい飲んだくれて酔っぱらってしまい、自らの手のひらをお椀のようにしたところへ吐いてしまい、「がさごん手ゲロ事件」として有名になっている。



 美舟

 武蔵野市吉祥寺本町1-1-2

 電話 0422-21-1460

 

 営業 昼(日曜以外) 11:30〜15:00 夜 17:00〜26:00  定休日なし