雅楽師 東儀秀樹

7d1aa9fc.jpg 奈良時代以降、1300年以上続く雅楽師の家に生まれた継承者である東儀秀樹。長身で平安貴族を思わせる面長、切れ目のすらりとした風貌もあって人気がある日本の伝統音楽の音楽家であるが、西洋音楽との折衷音楽にも意欲的に取り組んでいる。



 あまり知られていないが、彼は吉祥寺北町にある成蹊高出身。雅楽を志して大学に通う傍らで、宮内庁式部職楽部の楽生科で雅楽を学んだ。1986年から10年間、楽師として活躍。楽師として活動すると同時に、1996年にアルバム『東儀秀樹』でデビューもした初の雅楽師であった。家庭が音楽に通じた環境で生まれ、幼少期は、商社マンだった父親の仕事の関係でタイ、メキシコなどで暮らしたこともあり、世界の民俗音楽にも詳しい。



 何と明日、吉祥寺へやってくる。



 アトレ吉祥寺(旧・伊勢丹百貨店) 武蔵野市吉祥寺南町1-1-24

 0422-22-1401

 

 地下1階「ゆらぎの広場」で4月10日、「東日本大震災 子ども支援募金」のチャリティーイベントとして開催される。現在、日本ユネスコ協会連盟スペシャルアドバイザーでもあることから今回の出演が実現。彼の事務所は吉祥寺の隣、西荻窪にあるのでゆかりも深い。



 イベントで集まった募金は教育復興支援に役立てられる。開催は15時から。無料。



 http://www.atre.co.jp/shiten/index.php?scd=14 

http://www.togihideki.net/index.html

 http://www.universal-music.co.jp/classics/artist/hideki_togi/index.html