武蔵野美術学園 震災チャリティ展

　武蔵野美術大学通信教育部と同じ敷地内にある武蔵野美術学園が９月２日から、東日本大震災のチャリティーオークションを兼ねた展覧会を開催。

　一般家庭でも飾りやすい大きさの絵画を描いてもらおうと、6号のキャンバスの絵を主に昨年度から始めた展覧会。今年度は震災を受け、何か美術学校らしいチャリティーをと企画された。売上金に加え、制作者の出品料の千円も寄付金に充てる。

　展覧会は「Ｔｈｅ　ＳＩＺＥ　ＳＩＸ展」と命名された。

　２-４日の３日間、開かれる。作品の条件はサイズが６号以下であることで、オークションは３千円、５千円、７千円と作品ごとに最低価格を設け、売上金はすべて被災地へ寄付する。

　出品料も寄付に充てるのは、オークションで売れ残った制作者にも支援の輪に加わってもらうためだ。学園の講師や学生のほか、修了生らに絵画仲間に声をかけてもらうなどして参加者を8月31日まで募った。

　会場は同学園３号館１階で入場無料。午前１０時-午後７時（最終日は午後５時まで）。
　
　問い合わせ　０４２２・２２・８１７６
　武蔵野美術学園　　丸亀敏邦学園長