吉祥寺 前進座劇場 創立80周年で地元謝恩企画

a5ecd96c.jpg 5月で創立八十周年を迎えた吉祥寺の老舗劇場、前進座劇場。この14−23日に記念公演


 「明治おばけ暦」


 を吉祥寺南町前進座劇場で上演し、地元・吉祥寺に感謝の意を表そうと多数のイベントが目白押しになっている。



 前進座は歌舞伎界の門閥制などに反発した中村翫右衛門河原崎長十郎らの役者たちが、新しい大衆劇を目指し立ち上げた劇場。1937年に拠点となる前進座演劇映画研究所を現在地に開設し、これ以来、吉祥寺に拠点を構えて74年になる。



 結成当初は座員が映画に多数出演しており、当時の貴重な映画の上映会も行われる。

 8−21日に吉祥寺バウスシアターで行われる。



 日程


 8−11日「人情紙風船」(一九三七年、東宝



 12−14日「阿部一族」(三八年、東宝


 
 15−18日「河内山宗俊」(三六年、日活)



 19−21日「どっこい生きてる」(五一年、独立プロ名画保存会)。



 各日とも午前11時から上映



 料金は一般1300円、シニア1000円。


 問い合わせ 


 吉祥寺バウスシアター 0422(22)3555



 10日16時からコピス吉祥寺のふれあいデッキで、脚本家の山本むつみさんをゲストに迎えて、吉祥寺在住の俳優の河原崎國太郎さん、嵐芳三郎さん出演のトークショーが行われる。



 10−23日にはコピス吉祥寺A館4階のニコハウス・ソーラーギャラリー吉祥寺で「前進座八十年の歩み展〜吉祥寺とともに」も開催される。いずれも入場無料。



 イベントや記念公演の問い合わせは、前進座 0422(49)2811