[]コーヒー・ヒストリー 珈琲豆専門店

3d0172fc.JPG 紹介済みのこまぐらの目の前、八十八分の隣にあるコーヒー豆を挽き売りする専門店ながら、小さく喫茶店もあるのがこのコーヒー・ヒストリー。青地の看板に白い文字で、Coffee History と記されているのですぐにわかる。店外にオープンテラスの席も小さな丸テーブル2つだけがある。



 ここは喫茶店というよりはコーヒー豆屋であるので、あまり喫茶店のような作りになっていない。その代わり、棚にずらりと豆が並び、完璧なお茶派でコーヒーが大して好きでもない私のような人間でもそれなりにおもしろい。コーヒー豆のミニ博物館のようだ。自分好みの豆のブレンドも対応してくれる。時々、無料でおいしい珈琲の入れ方教室を実施している。あらかじめ電話で予約して時間を指定し、最大10名までペーパードリップで入れるコーヒーの入れ方教室を無料でやってくれる。無料だが、これを受けた人たちは必ずと言っていいほど何らかの豆を買っていって自宅でやるらしい。ライバル店になるはずだが、新しくカフェを開業してみたいという方の相談も受けてくれるという。店内には女性の店員がいるが、コーヒーソムリエとしてコーヒーに通じているらしい。



 豆はその年、もっとも出来の良いものを厳選するらしい。いつも厳選された40種類以上の豆が焙煎されて店内に並ぶ。炭火で焙煎されたハウスブレンドという豆が店の人気商品になっている。期間や季節を限定して売り出されるものもある。吉祥寺店でのみブレンド販売されるウィズライフ、新年記念ブレンド、バレンタインデーブレンド、チョコレートに合うブレンドなど様々である。試飲もできる。夜20時で閉店するが、年中無休に近い。特製のクッキーやビスケットなど店内販売されているもの以外、食べるものはほとんど何もない。コーヒーが好きな人しか来ても意味がない。だが、店内で味合わせてもらってもコーヒー代金がとても安い。これは豆を売るための副次的なサービスと割り切っているからであろう。キャラメルラテやカプチーノはおいしいので若者にも珍しがられて評判が高い。



店内は光が電球色の柔らかい設計。混雑していなければ、カウンター席、テーブル席のどちらかで落ち着ける空間になっている。テラス席は目の前をたくさんの人や車が通るのであまり薦めない。もっとも時間帯によってはあまり混まないので良いかもしれない。





Coffee History 吉祥寺店 

〒180-0004 東京都 武蔵野市 吉祥寺本町2-8-2 若松ビル1F

電話・ファクス : 0422-29-7650

営業 : 10:00〜20:00

年中無休

http://www.kobecoffee.co.jp



◆ ハウスブレンド ¥210

◆ ヨーロピアブレンド ¥210

◆ マイルドテイスト ¥210

◆ ブラジルべレーザ \210

◆ クラシックブレンド ¥210

グアテマラポルタル \210

スペシャブレンド ¥250

◆ カロシトラジャ \250

◆ ゴールドテイスト \300

◆ マウンテンブレンド \300

◆ ブルーマウンテンNo.1 \500



Espresso

エスプレッソソロ ¥210

エスプレッソルンゴ \230

エスプレッソマッキアート \250

◆ カフェラテ \270

カプチーノ \300

◆ 焼きキャラメルラテ \400



アイスコーヒー

◆ アイスコーヒー ¥280

◆ アイスカフェラテ ¥350

◆ アイスカプチーノ ¥350

◆ アイスティー ¥280